そういえば、ＴＲＰＧやアイマス以外の本の感想のカテゴリがないことに気づく。
ということで、昼でも夜でも「今日のやしょく」を用意してみた。

今回読んだのは、西尾維新さんの戯言シリーズの「ネコソギラジカル（中）」

このシリーズ、御影さんが中学生の時に友達から貸してもらって、当時出ていた巻までは読んだのだよね。
たしか、「ヒトクイマジカル」までは読んだ覚えがある。

で、この度、古本屋で安くセットを見つけたので全巻購入して読んでるわけですよ。
８割方読んだ本の内容は覚えてるしね。とりあえず、続きから読みはじめです。

注：ここから読んだ感想なのですが、先に理解しておいて欲しいのは、御影さんは西尾さんの文のスタイルや台詞回しなどは大好物で「信者」程ではないけれど好きです。だから、別に貶めたり批判したりって気はないことを…ホント、何かの間違いでこの僻地に迷い込んでこれ読んでも、燃やしたり晒したりしないでくだちい…マジで。普段絶対使わない太字まで使って言っちゃうから…ホント。

ラジカル（中）の感想。あの世界のハイパー中二生命体ズ…。〈〉で表現される心躍る「どこのバトルものの秘密組織だよッ！？」とつっこみたくなる称号もちの登場人物たちの（主人公含む）ほぼ全ての人物に共感不能な思考。あと異能バトルと韻の踏みあいでの舌戦。一言一句逃さずに深く考えちゃうとダメなんだろうなぁ…って思っちゃう。

中二病垂涎のステキ設定を韻を踏みまくった文体でガガガッと展開してるなーってのが御影さんの印象。
もちろん、物語の大筋はあると思うけど、それぞれのキャラの動きに意味や理由を求めて理詰めで考えるよりも、御影さんはキャラ同士の化かしあいみたいな言葉の掛け合いをメインで見たほうが楽しめたかな。

（中）ではラストのラストで出てくる零崎といーくんの仲のいい罵り合いがベスト。西尾さんは特にこの辺の文の間の取り方と、何気ない会話での言葉のチョイスがすごいうまいと思う。テンポよく読めるというか、本当なら難解な言い回しと、早口言葉みたいな韻の踏み方のせいで読みづらく感じるのだけど、テンポの使いかたがうまいんだよなぁ…ホントに。

次は最終巻を読むかにぃ…。あ、物語二期も楽しく見てますよ。シャフトとの相性は抜群だよな。あの感じ。

活字中毒ではなく、文フェチ。御影さんでした。はらはちぶんめ。