サイドエピソード機械の心終了。

義之くんが雨の日に拾ったロボットμとの恋愛を描いた話。
どうやらスピンオフ作品らしく、美夏と出会っていないみたい。
そのために終盤まで水越先生がロボットの権威だとはわからない。

感情豊かなμ。それは、感情を制御するリミッターが壊れているからだという。それは、負荷を呼び、そして、寿命を大きく縮める結果となってしまう。感情があったからこそ通じ合った二人の別れが近づく。

紫陽花と同じくこれも、実にありがちで欠陥品と呼ばれるμとの別れが軸となる。
すべての記憶を失くして生きるか、思い出と共に死ぬか。
その二択を強いられた義之くんの選択。

選んだのは、思い出を失くしても生きて欲しいという辛い選択。

御影も、途中の伏線を使いながら結果として記憶が戻っておしまい。めでたし。かな？
と思っていました。特にμ>咲耶さんに新しい服をプレゼントして、それをエンディング間近で「渡してください」と言っていた時に、それがトリガーとなるのだとほぼ確信していたのですが。

さすがサーカス。ちょっと今回は負け通しです。謝れと言われたら土下座します。

エンディングは、義之くんが買い物に出かけながら、水越先生の会話を思い出す形で始まります。
しきりに「リミッターはちゃんとかけたのよ？」とか「修理は完璧よ？」とか念を押していたり、視界にプレゼントしたμさんが写っていたという描写があったので、来たな。と確信していたら。
「君から貰ったプレゼント…あの子、あれしか着ないっていうのよ？」
「データ上でも、記憶上でも消去してあるのに…」

本当に記憶は最後まで戻りません！！
だけど、ほんの少しの救いだけを用意してました！

奇跡とか魔法とか好きなくせに
…わりと容赦ないのがサーカスのウリだと思う。

このオチは予想外だった！！　くそぅ！！　
サーカス大好きだぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！

次は幽霊には手加減しないサーカスに期待。の
まひるに降る雨やろうかなぁ…