サイドエピソードまひるに降る雨終了。
正直言って、これはずるい。


お話は、まひるEDからしばらくたった頃。梅雨になってるから３ヶ月ぐらい？
まひるの親友のミキさんの部屋で語られる過去の物語。

どうやら10年ぐらい前っぽい。水越先生が学生で登場してるし。
ミキさんも看護士やってるみたいだしね。

で、感想ですが。本編でも屈指の「ずるい」シナリオだったまひる編の過去ということもあり
やはり非常に「ずるい」です。
まず、時間は過去なので、本編でおきたことは絶対に覆らないのです。
それを踏まえた「逆伏線」が連続で行われます。
言い方を変えれば後付の設定のようなもので、本編で行ったことの「裏」をこのシナリオで肉付けしていきます。確定した未来に向けての会話が…ッ！！
その後付力はきくたけを超えるとも言えるレベルです。

まひるが本編で語った「理想の恋愛」の詳細が語られるのですが、それはすべて本編で義之くんとやったことだったり、ミキさんが語っていた「恋人」の話が実はまひるを元気付けるための「優しい嘘」だったりと。
もう、何というか全面的に「ずるい」。

例えるならば―テストの答えがわからなくてずっと悩んでいたら、よく見ると他の―（中略）―で、正解してしまった―ぐらいずるいです。

あと、メインがまひるとの恋愛だった本編では語られなかった二人のやりとりや、家族との交流。そう言った日常が追加されたので、これはまた改めて本編をやるべきなのではないか。と思ってしまいました。

…ああああああ！！　もう、何というか。今回ベタな内容でここまでやってくれやがるサーカスに全面降伏ですよコンチクショウ！！

次は、雪月花です。楽しみですね。